HTMLが二十歳になりました!

HTML関連の話を酒の肴にしてしまう大熊猫ですw

少し時間が経ってしまいましたが去る4月30日はHTMLの誕生から二十周年でした。

「おぁ、そうか、HTMLも、もう大人か。じゃそろそろ酒でも呑みにいくか~」
4/30はそんなティム・バーナーズ=リー(Sir Timothy John Berners-Lee :サー・ティモシー・ジョン・バーナーズ=リー)の
声が遠くCERN(欧州原子核研究機構)から聞こえたような気がします(うそです)

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冗談はさて置き、HTMLってまだまだ誕生して二十年程度なんですね。
二十年程度の短い間なのに、HTMLを初めとするWebの取り巻く環境は目まぐるしく変化を遂げた気がします。

そんなわけで今回はWebの歴史をほんの少しかいつまんで
見直してみようと思います。

以下、かなり偏った表現が連呼すると思うのでその辺りはご勘弁をw

正確にはWWWが生誕二十周年

WWWといってもよくBLOGとかSNSとかの書込みで使う「w」とかの三連続
じゃないですw ←これじゃない

HTMLが誕生して二十年と書いたのですが、正確に言えば
はWorld Wide Web(WWW)の生誕二十周年で
HTMLを含めたWWWを構成する根本的な3つの標準規格

  • Uniform Resource Identifier (URI)
  • Hypertext Transfer Protocol (HTTP)
  • HyperText Markup Language (HTML)

の誕生二十周年になります。

余談ですがWorld Wide Web(WWW)生誕二十周年を記念して、ティム・バーナーズ=リー氏が率いるCERNのチームが公開した世界最古のWebページを復活させたと発表されました。
それがこちらです。

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ソースコードを見ると色々と考え深いものがありますね。

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このページを見るとわかるように、WebはそもそもはCERNで働く各国の技術者が情報の公開と共有をするための手段として登場しました。

その後、ご存知の通り世の中への広まりをみせ、各ブラウザベンダーが独自の機能を追加し
ユーザーの獲得争いをし続けたわけです。

すごーくざっくり言うとこれがブラウザ戦争ってやつです。(ざっくりですみません;)

Web標準とか話題になったよね。

そして、そのブラウザベンダーさんが独自で実装しまくっていたものを統一した仕様にして
「ユーザーにも開発者にも優しい世界を目指そうね!」
って考えが「Web標準」の本質だったと記憶しています。たぶん(コラ!)

table要素をレイアウトに利用する、テーブルレイアウトが主流の
時代から構造(HTML)と見栄え(CSS)の分離が意識されはじめたのも
ちょうど、この頃だったと思います。

「Web標準」というとHTMLのバージョンを「HTML4.01」から「XHTML1.0」に
急速に変えたイメージもあります。

余談ですが、XHTML1.0でコーディングをし始めたころ、みんな良くわからずに
XML宣言を入れてIE6で爆発したではないでしょうかw(若い人は知らないかも・・・)

Web2.0とAjax

Web2.0

Web2.0って今じゃ懐かしいですがありましたね。
これは今となっては、なんだかド派手でギザギザしたロゴとかのイメージが
ありますが・・・・

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本来の概念としては、それまで企業や団体の公開するコンテンツを観覧する事しか出来なかったユーザーが自身からコンテンツをWeb上で配信する事(BLOGを皮切りにSNSなども)が可能になった(なろうとしている)
「一歩先をいった次の段階のWeb = Web2.0」って意味が正しいかと思います。

Ajax

Ajaxは某地図サービスが採用した事で注目をあびた技術です。
今じゃ当然な技術の一つですが
なんでもかんでもAjaxって言ってる人もいましたねw
ただのTab切り替えのJavaScriptですらAjaxといわれた頃でしたので

  • ・Flashの代替的存在 Flash VS Ajax
  • ・インタラクティブなコンテンツがつくれる
  • ・なんでも出来る夢の技術・・・・

と、現在のアレに似た誤った解釈も、やはりされていたように思います。

結果論として、間違いでは無い場合もあるのでしょうが、あくまでAjaxは通信手法の
一つでしかありません。
Ajaxの説明は割愛致しますが、もしわからない人は一度調べてみると
良いかと思います。

AjaxにしてもWeb2.0にしても、その本来の意味よりも当時はバズワードとして
様々な形で広がっていきました。

HTML5も結局ねw

この流れで分かるように「HTML5」だって、ある種の流行でありバズワードですw
この事は受け入れなければならない事実です。

インタラクティブなものが全て「HTML5」と、なんでもかんでも言われ始めた当初、
このAjaxの時となんら変わりのない状況に、HTMLの構築を生業とするマークアップエンジニア(呼び名はこの際なんでもええねんけどね)な私は
憤りを感じ、「XHTML2.0」の廃案に涙したものです・・・(長くなるの割愛します)

しかし、これは前向きに考えれば好機です。

ある意味、この「HTML5(笑)」的な流行のおかげで、フロントを構築する我々の仕事の需要は増えたわけです。

その事による弊害も山のように増えたわけですが、歓迎すべき事も増えたもの、また事実です。

気を取り直してHTML5ってなんなのか考えてみた。

※以下は極私的な考えに基づきます。

「あくまで一つの考え」その前提で、お読み下さい。

本来の意味でのHTML5

広義(広い意味)でのHTML5ではなく、本来の意味でのHTML5についてです。

単純にいってしまえば、HTML4(正確には4.01)とXHTML1.0を継承した
新しいHTMLのバージョン。

時代の背景にあわせて、よりセマンティクなマークアップをする為の要素の追加(と削除や意味の変更)と
アプリケーション開発に向けたAPIの追加も加えたものです。

かなり掻い摘みましたが、簡単に言うとこんな感じかと思います。

広義の意味でのHTML5

変わって、広い意味でのHTML5ですが、
「Web技術(HTML5 + CSS3 +JavaScript)による新しい可能性」
今、私の中で一番しっくりくるのがこの表現です。

ただWeb業界のとりわけ上流にいる方々の認識は以下のようではないでしょうか?

  • ・Flashの代替的存在 Flash VS HTML5 (どっかで見たw) 
  • ・インタラクティブなコンテンツがつくれる(どっかで見たw)
  • ・なんでも出来る夢の技術  (どっかで見たw)

最後を覗いては結果論として正しい場合もあるの全否定は出来ないなと
最近は思うようになりました。

たしかにスマートフォンではFlashが使えないものがありますので
解決策としてCSS3やJavaScriptで代用するのが現在の主流になりつつあります。

Canvacs API や SVGが利用出来るという想定であれば
インタラクティブなコンテンツも製作は可能です。

しかし、それはあくまで結果論です。

HTML5はFlashの代わりとして誕生したわけではありません。

これまでFlashを利用する以外には実現の困難であった事(動画の表示など)が
HTMLやJavaScriptで可能となり、その選択肢が増えたにすぎません。

そして、まだまだ不安定なものである事は否めず
これまでFlashが担っていたものを全て巻き取れるわけでもないですし
下手をすれば時間もお金も倍以上かかります。

冒頭に書きましたとおり
「Web技術(HTML5 + CSS3 +JavaScript)による新しい可能性」
なのです。

そんな20周年を記念してのイベントが開催されます。

少し宣伝になりますがHTML関連に着目した大きなイベントが開催されます。
という日本全国でWeb制作者/開発者向けのイベントを6/8に開催するそうです。

htmlday2013

HTML5に関わっている制作者の方、これから勉強をしようと思われる方は
参加されてみてはいかがでしょうか?

ちまみに大阪では「第7回 HTML5など勉強会 <htmlday>@大阪」が開催されます。

それでは